夜間の高速道路では距離感の錯覚に注意

遠くにいる車は正確な距離が把握しにくい
遠くにいる車は正確な距離が把握しにくい

 夜間、高速道路を走行するとき、遠くにいる前車のテールランプを見ながら走行することがありますが、前車との距離感を正確に知るのは容易ではありません。


 明るい昼間なら、周辺の景色が見え、前車とその景色と比較することができるため、前車との距離感やスピードが把握できます。


 ところが、周辺の景色が暗闇につつまれる夜間になると、前車のテールランプだけしか見えないために、前車が走っている場所と対比できる目標物がなく、判断するのは非常に難しくなります。


 また、テールランプが普通の車に比べて高い位置にある車は、遠くにいるような錯覚も起こります。
 夜間の高速道路で、減速した車や停止している車に気づくのが遅れて追突する事故が発生するのは、こうした錯覚が原因になっていることが少なくありません。


 こうした錯覚を防ぐには、まず前車との距離感やスピード感は当てにならないということを認識しておく必要があります。
 そして、ときどきヘッドライトを上向きにして確認したり、回りに車がいない状況で適当に車線変更を行って前後の車の位置関係を確認するなどして、漫然と追従しないことが大切です。

(2011.6.24更新)

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