運転中の考え事は恐ろしい結果に結びつきます!

漫然運転

  皆さんは、運転中に考え事をすることはありませんか?
 お客様から苦情を言われたり、仕事の段取りがうまくいっていないとき、家族が病気に罹っているときなどは、運転していても気になるものです。

 しかし、考え事で気が散ると、前を見ていても実はしっかり見ていない状態で、わき見運転に等しくなりますから、事故に直結する危険があります。

 

 さる2月6日にも群馬県太田市で、運転者の考え事が災いし、軽自動車で高校生2人をはねて死亡させる事故が発生しています。
 事故は午後8時半ごろ、片側2車線の見通しの良い直線道路で発生し、運転者は「衝突するまで気づかなかった。仕事のことなどを考えていて、しっかり前を見ていなかった」と漫然運転を認めています。

 

 現場には壊れた自転車が残されていたので、高校生たちが車道上で自転車に乗っていて車から発見しにくかった可能性もありますが、いずれにせよ漫然運転が大きな原因です。
 運転に集中していれば、危険に気づき急ブレーキを踏んで、たとえ衝突していても死亡事故にはならなかった可能性があります。運転中の考え事は非常に恐ろしい結果につながります。


 軽自動車でも、重さは800~1トン近くあり、体重50~70㎏の人間より15~20倍の重量です。「軽」という言葉に惑わされがちですが、重い鉄の塊が時速40キロ以上で衝突するのですから、軽乗用車であっても人体には脅威です。

 ましてやトラックなどの場合は、さらにその10倍近くになります。

 

 気になることがあっても「運転に集中しよう!」と自分に言い聞かせて、車を降りてから考えるように意識を切り替えましょう。

(2012年2月13日更新)

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