夜間の死亡率は、昼間の約25倍も高い

   夜間に車を運転していると、周りの視界も悪く、どこに危険が潜んでいるか分かりにくいですよね。
 そのうえ、交通量も少なくなりますので、自然とスピードも出しやすく、万一事故が起これば重傷事故になりやすいことは容易に想像できます。
 
 最近報道された宮城県警の分析調査データからも、こうした夜間走行の危険性が裏づけられました。
 平成20年~平成24年に宮城県内で発生した人身事故4万1,391件について、時間帯別の事故件数と死者の割合を分析した結果、夜間のいちばん高いときの死亡率は、昼間のいちばん低いときの死亡率に比べて、約25倍も高くなっていることが分かりました。
 
 午前7時台から午後8時台までの死亡率は0.2~0.9%でしたが、夜間は午後11時台の0.9%を除いて1%を超えており、いちばん高い午前2時台は5.1%に達しています。
 深夜は、いちばん死亡率が低い午後0時台の0.2%に比べると、約25倍も高くなっていました。
 重傷者の割合も、同じような傾向を示しており、午前7時台~8時台は4.4~6.5%だったものが、午後9時台~午前6時台は7.5~14.8%に高くなっています。
 
 視認性が悪い夜間は、スピードの出し過ぎが命取りになります。交通量が少ないからといってスピードを出すのではなく、交通量が少ないときこそ、スピードを抑えた運転を心がけるのが、本当のプロドライバーです。

(シンク出版株式会社 2013.5.24更新)

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