2013年

10月

21日

軽自動車もけっして「軽く」ない

 軽自動車というと、手軽でライトな乗り物という印象を受けますが、人間にとってみると、当たるときは決して軽い物ではないので、安易に考えるのは危険です。
 軽自動車は自動車のなかでは軽い部類に入りますが、もっとも軽い軽自動車でも車両総重量は700㎏程度はありますし、重いものでは1トン近くになります。
 これは体重70㎏の大人と比べて10倍の重さであり、10倍の衝撃力を持ちます。

 実際に衝突するときを考えると、衝撃力は物体の重さに比例するだけでなく、速度によっても変化します。速度の場合はその2乗に比例して大きくなるので、速度が速いほど運動エネルギーがどんどん大きくなり、衝突時には大きな衝撃力を相手に与えるのです。
 軽自動車が時速40キロで走行していて時速4キロで歩行中の人間と衝突した場合は、体重の10倍×速度の2乗(10倍×10倍)の力がかかりますので、人間同士が衝突する場合と比較して千倍の衝撃力が発生します。体重25㎏ぐらいの小学生であれば3千倍の衝撃力です。

 千人分以上の衝撃を一気に受けるのですから、たとえ相手が軽自動車であっても、衝突された歩行者はひとたまりもなく吹っ飛びます。
 最近、軽自動車による歩行者死亡事故が少なくないのですが、小さな車でも生身の人間にとっては凶器であることを念頭において運転しましょう。

軽乗用車が横断者をはねて死亡させる─山形県最上郡真室川町(2013年9月21日)
軽トラックが衝突し自転車の小学生が死亡─京都市内(2013年10月2日)
看護師が軽トラックにはねられ死亡─東京都青梅市(2013年10月11日)
買物帰りの主婦、軽トラックにはねられ死亡─群馬県沼田市(2013年10月12日)

 

(シンク出版株式会社 2013.10.21更新)

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