自転車との事故は大半が交差点絡み

自転車と車の出会い頭事故

 夏休みで自転車でサイクリングを楽しむ姿も多くみられますが、車との事故が相変わらず多発しています。

 

 警察庁が平成27年中に自転車が第1当事者又は第2当事者となって発生した交通事故、9万8,700件を分析したデータによると、車と自転車の事故の54.5%が出会い頭衝突でした。

 

 一時停止や徐行の義務を無視する自転車が多いことが原因の一つです。

 

 次に多いのは、右折時衝突、左折時衝突のそれぞれ14.0%。この3つを合わせると約83%が交差点絡みの交通事故ということになります。第4位は追越・追抜時衝突の3.0%ですから、ぐんと割合が低くなります。

 

 自転車との出会い頭衝突は、車が道路外の施設(駐車場)などから出るときにも発生していますが、いずれにせよ交差する交通がある場所では自転車との衝突に気をつけましょう。

 

 具体的には、次のポイントを注意して安全確認をしてください。

 ・見通しの悪い交差点や死角のある場所では自転車の飛出しを予測する

 ・右折時は徐行し、右折先横断歩道などを走行する自転車を予測する

 ・左折時は徐行し、左後方の歩道上などからくる自転車を予測する

 

(シンク出版株式会社 2016.8.4更新)

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