高速道路上で人を降ろさない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 最近、高速道路の路肩に車を止めて乗っていた人を降して、事故になったりするケースが発生しています。

 

 さる7月9日午後10時前、滋賀県甲賀市の新名神高速道路で本線上を歩いていた22歳の女性が後続のトラックにはねられ死亡する事故がありました。

 

 この女性は、乗用車内で交際相手の男性と口論になり、女性が車を路側帯に止めるよう求め、自ら車を降りたということです。

 

 また、7月25日午前11時40分ごろ、北海道の十勝管内音更町の道東自動車道路で60歳代の男性が歩いているところを通報を受けてかけつけた高速隊に保護される事件がありました。この男性は、妻が運転する乗用車に同乗して高速道路を走行中に夫婦げんかとなり、「次のICの先にいる」と言われて降ろされたということです。

 

 このケースでは、幸いなことに事故にはならなかったのですが、車を止めていた妻は「駐停車禁止違反」で摘発されています。

 

 いずれにしても、高速道路の本線上で故意に人を降ろすのは危険極まりのない行為ですので絶対にやめてください。当たり前のことですが、同乗者が降りると言っても、降ろしてはいけません。

 

(シンク出版株式会社 2016.8.5更新)

■運輸安全マネジメント推進のための参考書

運輸安全マネジメントを実施すべきことは承知していても、どのように進めていけばよいかよくわからない、という運送事業者の皆さんが少なくありません。

 

本書は、運輸安全マネジメント推進の中心となる「P(計画) → D(実施) → C(評価) → A(改善)」のサイクルについて、実際のトラック運送会社の実践例を中心にしながら具体的に解説しています。

 

事業所の実例を、イラストと写真で豊富に紹介していますので、本書をサンプル集として活用すれば、すぐに運輸安全マネジメントを実践していただくことができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

3月29日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。