2010年9月

── 忘れるな 悔やみきれない 事故の日を ──


 ある事業所の標語からの引用です。原典は、「忘れまい 悔やみきれない◯月◯日」。重大事故を起こした記憶を風化させないため、毎年その日には無事故を目指すための会合を行なっていました。

 もし、事故を起こしたなら、それは絶対に忘れないことが、再発防止の第一歩です。

── シートベルト 締める一秒 命を守る ──

 

 シートベルトを締めるという行為は一秒足らずです。しかし、その一秒を怠ったため、一生を台無しにする場合もあるのです。車の座席に座ったら「1秒でシートベルト」を習慣付けてください。

── 一呼吸 その習慣が 身を守る ──

 

 信号のない交差点や、駐車場の出口などは概ね見通しが悪く、自転車などが飛び出してきて「ヒヤリ・ハット」することがあります。見通しの悪い場所では、一呼吸置いて安全確認をする習慣を身につけてください。

── 止まるはず 行けるはずは 事故のもと ──

 

 相手が~したから自分が~できるはず、というのはあなたの勝手な思い込みです。相手の動きには期待せず、冷静に状況を判断して行動するクセをつけてください。

── 無理をして ハッとするより 待つ余裕 ──

 

 住宅街などの見通しの悪い場所を急いで走行すると、確認が不十分になるため、自転車などが飛び出してきて「ハッ」とすることがあります。

 ドキドキしながらリスクのある運転をするくらいなら、十分に安全を確認して余裕を持って運転してみましょう。

── あぶないぞ 疲れイライラ 気の乱れ ──

 

 疲れていると、イライラしてしまい、運転が荒くなって交通パートナーに対しても攻撃的になってしまいます。疲れているときはなるべく運転を避けるか、いつも以上に気を落ち着かせるよう意識して運転してください。

── 大丈夫? ライトで見えてる その先は ──

 

 夜間の運転は、ヘッドライトが頼りです。先行車や対向車がいないところでは、上向きライトを使うことと、「危険があるかもしれない」と、ライトの先の見えないところを想像しながら走行するようにしましょう。

── 安全は いつでも止まれる 余裕から ──

 

 狭い住宅街の道をスピードを出して走行している車を見かけます。このようなことをしていると、子どもなどが飛び出してきたら絶対に避けることができません。

 狭い道を走るときにはいつでも止まれる余裕をもって走行するようにしましょう。

── 安全と 環境守る エコドライブ ──

 

 「ゆったりと発進」、「車間距離の確保」、「急加速をしない」といったエコドライブは、燃費の改善だけではなく、優しい運転につながり安全も確保することができます。できることから、環境にも安全にも配慮したエコドライブを始めてみましょう。

── クルマは 常に無駄なく 美しく ──

 

 クルマを美しくすることは、クルマを大切にすることにつながりますから、クルマを傷つけまいと丁寧な運転を心がけるようになります。いつも、クルマを美しくする意識を持ちましょう。

── 慣れた場所 勘に頼らず シッカリ確認 ──


 いつもの納品先や自社の駐車場など、慣れた場所では、つい勘に頼ったハンドル操作をしたり、安易にバック等をしてしまいがちですが、いつも同じ状況とは限りません。
 必ず基本に戻って安全確認をしてから行動するか誘導を頼むなどのセオリーを守りましょう。

── 道端に 子どもがいたら 赤信号 ──

 

 道端で子どもが遊んでいたり、歩いていたら要注意です。子どもは予期できない動きをしますし、急に飛び出してくることもあります。

 ですから、子どもが道端にいたらその動きに注意を払い、いつでも止まれる速度で走行しましょう。

── マナー無視の 車の相手は やめましょう ──

 

 車を運転していると、マナーを無視する車に出会い、カッとすることもあります。しかし、このような車に腹を立てて、クラクションを鳴らしたり、後ろにぴったりつけて抗議の意思をあらわしても何もよいことはありません。

 「私が交通ルールやマナーを教えてやる」といった考えも捨て、このような車からできるだけ離れてください。マナー無視の車のそばにいることは、事故に巻き込まれる可能性を高めるだけなのです。

── 右側から 渡ってくる歩行者に 要注意 ──

 

 大きな幹線道路では、右側から渡ってきた歩行者と衝突する事故に注意してください。これは、横断歩道まで歩くのを面倒に思い、無理に車道を横断しようとする歩行者の心理が原因で、高齢者に多くみられます。

 とくに夜間は、車のヘッドライトは右側を十分に照らしませんから、危険性が高まります。夜間は上向きライトを活用して、前方の視界を確保するように努めましょう。

── 車載器に 入っていますか ETCカード ──

 

 ETCがすっかり普及しましたが、車載器にカードを挿し忘れ、ETCゲートのバーが上がらず衝突する事故が多発しています。

 高速道路に入るときには、車載器にETCカードがセットされているかを確認しておきましょう。

── メーターで 速度確認 忘れずに ──

 

 高速道路を長時間走行すると、スピードに対する間隔が鈍ってきます。そのため、高速道路の出口のカーブに侵入した際に、十分減速できていないためカーブを曲がりきれず衝突したり、一般道に入っても、スピードを出しすぎて減速できず前車に追突するなどの事故につながることがあります。

 高速道路から出たときは、スピードメーターをチェックして、自分が今何キロで走行しているかを確認するようにしてください。

── 子どものそば 通過するとき ゆっくりと ──


 子どもは、まっすぐ歩いていても、突然自車の前に飛び出してくるなど思わぬ行動をとります。

 ですから、子どものそばを通過する際には、十分に間隔を開けるとともに、いつでも停止できる速度で走行しましょう。

── 交差点 目配り・気配り 危険予知 ──

 

 交差点は事故多発地帯です。とくに横断歩道を通過する際には、スピードを十分に落とし、歩行者がいれば通行を妨害しないようにしましょう。

 また、自転車は高速で横断歩道に侵入してきますから、左右の安全確認を十分に行ないましょう。

── やってみよう いつでも譲れる 余裕の運転 ──

 

 運転中イライラしてしまう人は、一度、相手に進路を譲るなど一歩引いた運転をしてみましょう。

 自分が一歩引くことで、心に余裕が生まれ、周囲を広く見渡せるようになるので危険を早期に発見することができます。

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3月29日(金)

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