【2025年9月制作】
運転は、常に一瞬の判断が求められ、その判断の連続の中で操作、行動をしなければなりません。
しかし、長年車の運転をしていると、慣れが生じて、徐々に自分都合の解釈が定着し、自分では気づかないうちに悪い癖がついていることがあります。
運転の癖は人それぞれで、誰でも一つはあるのではないでしょうか。
本DVDでは、危険な運転の癖や正しい運転方法、また安全運転のために習得したい癖を紹介しています。
自分の運転の癖を自覚し、初心にかえり、運転に対する考えや姿勢をリセットして正しい運転習慣を身につけましょう。
制作 :株式会社アスパクリエイト
協力 :吉村俊哉(一般社団法人日本交通科学学会理事・日本交通心理学会認定主任交通心理士)
制作協力:有限会社斉藤プロダクション
字幕選択方式
カラー約20分
車間距離は「心のゆとりを表す」とも言われています。
車間距離が短すぎると、追突事故の危険が高まるだけでなく、あおり運転と間違われることもあります。
一般道路、高速道路それぞれでの適切な車間距離の確保が必要です。
一時停止線があっても、停止線をオーバーして止まる車両や、減速しても完全に止まらない車両が多いのではないでしょうか。
左右の安全確認のために停止線を超えているのかもしれませんが、一時停止線を超えると車の先端が飛び出すため大変危険です。
一時停止線での正しい停止および安全確認の方法を守りましょう。
黄色信号になり、対向車線の右折車が「他の車は黄色信号で止まるだろう」と思い込み、急いで右折してくることがあります。
黄色信号の意味は「止まれ」です。確固たる意志を持って停止してください。
ライトの切り替えが面倒だからと、いつもロービームにしていませんか。
対向車がいる場合や、他の車の後ろを走行する場合以外は、ハイビームが基本です。
ロービームの照射範囲はハイビームの半分ほどしかありません。また、天候や服装によってはさらに視認が難しくなります。
ロービームをハイビームにすることで、防げる事故があります。ライトは正しく使い分けましょう。
車線変更の際、ウインカーを1、2回しか出さずに乱暴に車線変更する車を見かけることがあります。
一瞬のウインカー点灯では、急に接近してくる車や死角にいるバイクなどに、合図に気づいてもらえない可能性があります。
操作を省略せず丁寧な車線変更を心がけてください。
左車線を走っている際に、右車線側から追い越されそうになったら、自車の前に入られないように故意にスピードを上げるドライバーがいます。
このような運転行為は、車両の流れを乱すだけではなく、相手ドライバーとのトラブルにもなりかねません。
また、道路交通法違反になることもあります。追い越し車両の邪魔はしないようにしましょう。
左折時に、右にハンドルを切ってから左に曲がる運転操作は「あおりハンドル」とも言われます。
対向車や後続車はこの予期せぬ動きに驚いて、隣の車線の車に接触するおそれがあります。
また、左側の隙間にバイクや自転車が入り込み、巻き込み事故になることもあり、危険な運転行為です。このような運転操作は避けてください。
対向車線の左折車に続いて強引に右折する「かぶせ右折」も大変危険です。
横断歩行者や直進自転車、直進バイクと衝突するおそれがあります。
また、赤信号から青信号に変わった瞬間に対向車より先に右折する車両もいますが、横断歩行者の確認がおろそかになり、違反行為になる可能性もありますのでやめてください。
ダッシュボードにぬいぐるみや書類などを置いていませんか?
ダッシュボードに物を置くと、視界の妨げになります。書類1枚でも、フロントガラスに反射して運転の邪魔になってしまいます。
また、置いているものが足元に落ちると、それを拾おうとするなどしてそちらに気を取られることになります。ダッシュボードには何も置かないようにしましょう。
姿勢は安全運転の基本です。
シートや背もたれ、ヘッドレスト、ミラーなどは適切な位置になるよう調整しましょう。
また、ハンドルは深く握らないようにし、深いカーブのときは持ち替えるようにしてください。
クロスハンドルは、力は入りやすいですが、反対方向に切り返す際に切り替えがしにくくなりますので避けましょう。
子ども、高齢者、自転車、タクシーなどの動きを予測し、突然の停止や飛び出しにも余裕を持って対応できるようにしましょう。
流れを妨げるゆっくりとした運転、制限速度を超えた車間距離を詰める運転は、どちらも車の流れを妨げます。
また、乱暴な車線変更や合流も、周囲の車に急ブレーキをさせることになり、車の流れを乱す原因になりますので避けてください。
急いでいたり、慌てていたりすると安全確認が疎かになりやすくなります。
経路は事前に確認し、早めの出発を心がけてください。
精神状態は運転行動に現れると言われます。時間的にも精神的にもゆとりをもって運転しましょう。
一人で運転していると、その運転方法について誰かに指摘される機会がありません。
また、運転について注意喚起されても、今まで事故を起こしていないから大丈夫だという自信があると、どこか他人事に聞こえてしまいます。
しかし、事故を起こしてからでは遅いのです。
悪い癖があることを認識し、初心にかえり、できることから実行することが大切です。
ドライバー自身が変わらないと、事故は減りません。一人ひとりの気づきと意識改革によって、ひとつずつ事故の要因を減らしましょう。
◆コード 6203
◆仕様 DVD
◆価格 71,500円(本体65,000円+税・送料弊社負担)
◆制作年月 2025年9月
◆制作 株式会社アスパクリエイト