―― 仲間にも 一声かけて 無事故達成 ――
事故防止のためには、出発前の上司の声掛けが大変重要です。声を掛けられた部下からすれば、「上司に迷惑は掛けられない」という意識が生まれますので、無事故達成の一助となるでしょう。
―― 早めの行動 焦らぬ運転 心がけよう ――
「急ぎの心理」に囚われると、安全確認より目的達成が優先されてしまい事故につながります。そうならないためには、常に余裕を持って行動し、運転であれば早めの出発を心がけるようにしてください。
―― ウインカー 早めの合図で 意思表示 ――
時折ですが、ウインカーを出さずに進路変更をする車がいます。こうなると後続車に大変な迷惑をかけますし、事故のリスクが高まります。そうならないように、進路変更時には早めのウインカーを心がけましょう。
―― 事故ゼロで つなぐ信頼 商売繁盛 ――
無事故を続け、交通安全協会などから表彰を受けると、事業所への信頼感が増していきます。顧客の信頼感が増すと、それが安心感に変わり「値段は少し高いけど、この事業所なら大丈夫だ」と評判になり事業所の業績も上がることになります。
―― ながら運転 一度やったら やめられない ――
ながら運転の多くは、スマートフォンの操作です。最初は「少しくらい」という気持ちから始まりますが、月日が経つと「今日も大丈夫だろう」と頻繁にスマホを確認するようになり、事故につながります。「運転しながらのスマホ操作は絶対にしない!」と心に誓って運転するようにしてください。
―― 一時停止 止まって見てから 発進を ――
皆さんは一時停止をしっかりと実行していますか? 一時停止が必要な場所では、まず停止線で一度止まり、その後ソロソロと車を出して、左右の安全を確認してから発進するようにしてください。
―― 安全は すべての仕事の 基本です ――
安全は、事業所の安全風土が定着して初めて得られる恩恵です。安全風土を高めるには、従業員の安全意識の高まりが不可欠ですので、定期的に従業員に向けた安全教育を実施しましょう。
―― 急がずに 心のブレーキ 大切に ――
急いでしまうと、安全確認が疎かになり事故のリスクが高まります。「焦っているな」と感じたら、「落ち着いて運転しよう」と心のブレーキをかけましょう。
―― 雨天時も 熱中症の 警戒必要 ――
雨天時は日差しがないため、熱中症を警戒する必要はないと思っていませんか? 雨の日は日が差していなくても、湿度が高いと体温調整がうまくいかずに熱中症にかかるおそれがあります。雨の日も熱中症を警戒して、こまめな水分補給等を心がけましょう。
―― 左折に入庫 前車の停止を 予測しよう ――
ロードサイドの店舗に入庫する車に、後続車が追突して、そのはずみで歩道にいた自転車が被害にあう事故が起きました。店舗が立ち並ぶような道路はもちろん、交差点付近等では、前車の停止や減速を予測して、車間距離をしっかり確保して運転しましょう。
―― 緊急時の 連絡体制 確認しよう ――
梅雨の季節にまとまった雨が降ると、災害に発展するおそれがあります。そうした際に、安否の確認等をスムーズに行うことができるように、緊急連絡体制を整え、機能するかどうかを事前に確認しておきましょう。
―― 高速道路 走行前に タイヤを点検 ――
高速道路を走行中にタイヤがバーストして、そのまま車両が燃えてしまう事故がおきました。バーストの原因の1つにタイヤの空気圧不足が挙げられます。高速走行する前には、タイヤの空気圧を確認してください。
―― 駐車場 絶対つなごう こどもの手 ――
保育園の駐車場で、こどもがひかれる事故が起きました。こどもはひとりで歩いており、親は少し離れたところにいたようです。小さなこどもは車の死角に簡単に入ってしまいます。駐車場では一人歩きをさせないように、必ず強く手をにぎりましょう。
―― 出発前 点検ひとつが 命綱 ――
運転前点検を疎かにしていると、タイヤのパンクや、脱落、バッテリー上がり、ブレーキ性能の低下により止まれないなどのトラブルに結びつきます。面倒でも、出発前には必ず車両の点検をしてから出発するようにしましょう。
―― 守ろうよ ルールとあなたの 仲間たち ――
交通事故を起こしてしまうと、あなたの家族をはじめとして事業所にも大変迷惑がかかります。まずは、交通ルールをしっかりと守って、安全運転で仲間の元に無事に帰りましょう。
―― 一呼吸 安全確認 忘れずに ――
交通事故は、得てして運転者が焦っているときに起こりがちです。「焦っているな」という自覚があれば、そこで一呼吸して、安全確認を確実に行いながら目的地に向かいましょう。
―― 見て聞いて 安全確かめ 確実運行 ――
事故を起こさないためには、認知、判断、操作の確実な実行が不可欠です。しかしながら、人によって苦手な分野がありますので、適性診断をうけるなどして、自分の弱点を知っておきましょう。
―― 急がずに 心と時間の ゆとり持ち ――
時間に追われると、どうしても焦ってしまって、信号の変わり目で強引に交差点に進入するなど、危険な運転になりがちです。こうならないように、運転して得意先に向かうときには10分前に到着する計画を立てて、出発するようにしましょう。
―― 渋滞時 追突リスクが 高まります ――
渋滞時は速度が落ちるため油断しがちですが、むしろ追突事故のリスクはとても高くなります。決して前方から目を離さず、高速道路では後続車に渋滞を知らせるためにハザードランプを活用するなどして、事故の危険から身を守りましょう。
―― あと少し そこに事故が 潜んでいる ――
長距離ドライブに出かけ、家が近づいてくるとどうしても気が緩んでしまいます。そんな時に事故は起こります。ときに帰路は、家に着き、車を駐車するまで決して気を緩めないようにしましょう。
―― ETC 前車との距離 余裕もて ――
ETCゲートを通過する際には、前車との車間距離を十分に保つようにしてください。前車のETCカードの期限が切れていたりすると、バーはあがりません。前車が停止する危険も十分に警戒しておきましょう。