見通しのよい交差点では交差車両の動きに気を配ろう

自車の進行方向が青でも油断しない
自車の進行方向が青でも油断しない

 信号機のない見通しのよい交差点では、交差道路から来る車が見えるので、出合頭事故は起きにくいと思われがちですが、意外と出合頭事故が発生しています。

 

 その原因の一つは、常に同じ角度で近づいてくる車は、止まって見えるために発見しにくいことや、相手よりも先に通過できる、相手が止まってくれる、といった運転者の思い込みがあります。

 ですから、信号機のない見通しのよい交差点では、交差車両の動きには十分に注意しておかなければならないのですが、それは信号機が設置してある交差点でも同じです。

 さる4月13日、兵庫県丹波市の片側1車線道路の信号機のある見通しのよい交差点で、ミニパトカーと乗用車が出合頭に衝突する事故がありました。報道によりますと、複数の目撃者が「乗用車側の信号が赤だった」と話していますので、乗用車が信号無視をしたのだと思われます。

 パトカーは、当然「乗用車は赤信号で止まるだろう」と、あまり注意を払っていなかったのではないかと思います。しかし、現場は見通しのよい交差点ですので、交差道路から近づいてくる車の存在は見えているはずです。乗用車がスピードも落とさずに近づいてきたら、もしかして停止しないのではないかと考え、スピードを落とすべきです。

 信号機が設置されていても、交差道路から近づいてくる車両の動きには十分注意して走行するようにしてください。

(シンク出版株式会社 2014.4.17更新)

 

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