トンネル内での並走は避けよう

 さる7月8日午後5時半ごろ、大阪府の堺市の阪和自動車の右カーブになっているトンネル内で、並走するトラック同士の接触事故をきっかけに、後続の車が次々に衝突し、トラックや乗用車など計10台が絡む事故が発生しました。


 トンネル内で接触するというのは、いろいろと原因があると思いますが、一つには「側壁の圧迫感」から逃れようとしてセンターライン寄りを走行しがちになることがあります。


 それまで路肩部分が広い高速道路を走行してきて、トンネルに入ると路肩部分も狭くなり、トンネルの側壁も身近に迫ってくるように感じます。


 そのため、ドライバーは無意識のうちに側壁から離れようとしててセンターライン寄りを走行してしまうのです。


 とくに、トンネル内がカーブになっているような場所では、車線を維持するためにハンドル操作をする必要があり、車線内をキープして走行することが難しく、余計にセンターライン寄りを走行しがちです。


 このとき、隣車線を並走している車がいて、その車も側壁から離れようとしてセンターラインのほうに寄ってきたりすると、接触する危険性が出てきます。


 トンネル内では出来る限り、隣車線の車と並走しないようにしましょう。


(シンク出版株式会社 2015.7.16更新)

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