2015年

8月

04日

運輸安全マネジメントの効果的な進め方─その4

■基本的な「安全方針」を策定する

 輸送の「安全方針」に決まった様式はありませんが、国土交通省の資料によると、少なくとも次にあげる内容の趣旨を盛り込んでいくことが求められています。

 

 ① 関係法令や社内規程を遵守する

 ② 安全最優先の原則を強調する

 ③ 安全管理体制を継続的に改善していく

   ことを明らかにする

 

 一方で、ドライバーにも内容を理解させて、実践することができるようにするためには、できるだけ簡潔な方針がよいとされています。自社の実情に則した内容のものを作成しましょう。

 

 下は、その一例です。


■社内への周知を徹底する方法

 「安全方針」が定まったら、ドライバーにも周知徹底して、意識向上を図りましょう。周知方法としては、


・ 全員に印刷して配布するとともに、社内や営業

  所、倉庫の壁などにも掲示する

・ 朝礼の際に、必ず唱和することを習慣化する

・ 携帯カードにして、全員に携帯させる

・ 自社ホームページに大きく掲載する

 

 基本理念にとどめる
・安全の基本方針は、あくまで「基本」ですから、理念にとどめて、数値的な達成事項・具体的な項目などは、次回で説明する「安全目標」に盛り込むようにしましょう。

 理解度をチェック
従業員、とくに運転者が本当に基本方針を理解しているか、安全教育を実施した後などには、ときどき理解度チェックなどを実施して、浸透度合いを確認しておきましょう。

 必要に応じて見直す
事業形態などの変化や安全管理の進展に応じて基本方針も見直しが必要です。一度決めたらそのままではなく、必要に応じて方針の改定や浸透方法の工夫などを検討しましょう。


運輸安全マネジメントの効果的な進め方─その5へ

 具体的な安全目標・実施計画を定める

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