高さ制限には十分に気をつけよう

写真はイメージです。文中の事例とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事例とは関係ありません

 

 さる2017年4月16日午後8時半ごろ、福島市浜田町の国道4号で大型トレーラーの荷台から直径3.9m・長さ10mの巨大な円筒形タンクが落下し、すぐ隣を走っていたトラックと接触しました。幸いけが人は出ませんでした。

 

 円筒タンクは、国道上にあった歩道橋にぶつかって転落したもので、接触したトラックの運転者は「トレーラーのすぐ左後方を走行していて、突然大きな塊が落下してきて車体によりかかり衝撃を感じた」と言っています。

 もし、トラックの目の前に落下していたら、大きな人身事故になっていたでしょう。

 

 タンクを落下させたトレーラーの運転者は「通れる高さだと思っていた」と供述していますが、トレーラーの荷台高さは約78センチでタンクとあわせると4mを超えています。一方、歩道橋の高さは約4mであり、タンクがひっかかって落下したとみられています。

 

 一般的な車両の高さ制限は3.8mです。これを超えて積載などをする場合、特別な通行許可を申請するとともに経路を選ぶ必要があり、どこでも自由に走行できるわけではありません。

 高さ限度緩和指定道路に指定された道路の場合は標識が立っています。

 

 なお、道路の上に高架道路や鉄道ガードがある場合、高さ制限が3.8m未満の場所も少なくありませんので、普通のトラックなどでも注意が必要です。

 高さ規制をよく確認して走行するように気をつけましょう。

 

(シンク出版株式会社 2017.4.25更新)

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