停車時には確実に駐車ブレーキをかけよう

サイドブレーキ

 さる4月21日午後8時すぎ、神戸市中央区の市道の坂道で、乗客の荷物をトランクから出そうとしていたタクシーの男性運転者が、自分のタクシーの下敷きになり死亡する事故がありました。

 

 タクシーは駐車ブレーキがかかっておらず、ギアがニュートラルになっていたということで、 坂道の傾斜で車体が後ろの方へ動き出したものとみています。

 

 このタクシーはMT車だと思われますが、MT車でエンジンをかけたまま車を止めて降りようとすると、ギアをニュートラルにしておく必要があります。

 

 そのとき、通常なら車が動かないように駐車ブレーキ(サイドブレーキ)を引くのですが、ほんのちょっとの間なら大丈夫だろうとブレーキをかけないまま降りる人がいます。

 止めた場所が平坦な場所であればまだいいのですが、少し傾斜していると車は動いてしまうので非常に危険なことになります。

 

 事故発生時刻が夜間であったため、坂道の傾斜がどの程度なのか判断がつかなかったかもしれません。いずれにしても、車を止めるときにはどんな場所でも、駐車ブレーキをかける習慣をつけておきましょう。

 

(シンク出版株式会社 2018.4.26更新)

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