水を積んだワゴン車は慎重な運転を

 さる7月15日午前5時頃、岡山県備前市の山陽自動車道で横転したワゴン車に、後方から走行してきた大型トラックが追突し、ワゴン車に乗っていた男性4人がけがをする事故がありました。

 

 男性らは、西日本を襲った豪雨の被災地にボランティアに向かう途中で、ワゴン車が何らかの原因で横転したところにトラックが追突したとみられています。

 

 事故の原因は定かではないのですが、路上には水が入ったポリタンクなど救援物資が散乱していたということから想像すると、走行中に液体の影響を受けて重心が傾いて横転したのではないかと思います。

 

 車高の高いワゴン車はもともと重心が高くて不安定なのですが、そこに水などの液体を積んで走行していると、ちょっとした車の動きでもタンク内の液体は左右に大きく振動するため重心が移動し、横転することがあります。

 

 たとえば、いつもの感覚で車線変更をしたとしても、思っている以上に液体が外に寄せられて車体がふらつき、慌ててハンドルを戻そうとするとさらに重心が反対に移動して横転するのです。

 

 ワゴン車に液体を積んでいるときには、スピードの出し過ぎや急なハンドル操作をしないように慎重な運転をしてください。

 

(シンク出版株式会社 2018.7.25更新)

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