助手席の動物に気をとられない

写真はイメージです
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 ニュースで大々的に報じられましたのでご存じの方も多いと思いますが、さる1月24日午後1時25分ごろ神奈川県川崎市の市道を走行していたワゴン車が歩いていた児童や自転車をはね、2人が死亡1人が重傷を負う事故がありました。

 

 事故の現場は、緩やかな左カーブでワゴン車は対向車線にはみ出して、道路脇を走行していた自転車をはねた後、歩道上に乗り上げ、母親と子どもをはねたものです。

 

 ワゴン車を運転していた女性は、「飼っていたインコを獣医に診せるため、かごに入れて車の助手席に乗せていて、気にかけながら運転し、よそ見をしていた」などと供述しているということです。

 

 いくら助手席のインコのことが気になるからといって、対向車線にはみ出して歩道に乗り上げるほどわき見をするというのは、車の運転を軽視しているとしか言いようがありません。

 

 ほんのちょっとした運転者のミスが、人の命を奪い、その家族や周りの人をどん底に落してしまいます。車を運転する人は「車は走る凶器」だということを今一度自覚する必要があります。

 

 動物を車で運ぶときは、ケージに入れて後部座席に乗せるなどして運転に集中できるようにしてください。

(シンク出版株式会社 2022.1.27更新)

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