被害者が「大丈夫」と言っても病院で検査を

 さる5月6日午後11時すぎ、埼玉県川口市のアパートの一室で、午前中に事故にあった78歳の男性が死亡する事件がありました。事故を起こした車の運転者が、アパートを訪ねたところ、死亡していたものです。

 

 車の運転者は、同日午前9時すぎに死亡した男性と衝突し、頭から血を流していましたが「大丈夫だ」などと話したため、車の運転者が自宅アパートまで送り届け、その後様子を見に行ったところ、死亡していたということです。

 

 警察は車の運転者を「ひき逃げ」などの疑いで逮捕しました。

 

 事故にあった被害者などは、気が動転しており、ケガをしていても「大丈夫」ということがあります。

 

 運転者のほうも、落ち度がありますので、被害者から「大丈夫」などと言われると、警察へ届けると違反点数を付加されるし、事故処理に時間がかかるなど、いろいろなこと考えて、つい被害者に甘えたりすることがあります

 

 しかし、これまでの事例を見ていると、事故にあったときは何もないように見えても、自宅に帰ってから急に体調が悪くなって死亡するケースも少なくありません。

 

 事故を起こしたときには、相手の人が「大丈夫」といっても、その場から立ち去らないで、病院などで検査を受けてもらうようにしてください。

(シンク出版株式会社 2022.5.11更新)

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