見通しの悪い交差点では優先を主張しない

写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係がありません

 さる6月16日午前7時50分ごろ、秋田市内の交差点で、普通乗用車と自転車が出会い頭に衝突し、自転車に乗っていた男子高校生が足の骨などを折る重傷を負う事故がありました。

 

 事故の現場は、センターラインのない狭い道路の信号機がない見通しの悪い交差点で、自転車側に一時停止の標識があったということです。

 

 状況から考えると、男子高校生の自転車が一時停止を無視して出てきたのだと思いますが、普通乗用車の運転者も見通しの悪い交差点を通過するにあたってもう少しスピードを落として警戒して進行するべきでなかったでしょうか。

 

 事故が起きた時間は、7時50分というと通勤・通学の時間帯であり、多くの自転車や乗用車などが通行する時間帯です。

 

 その時間帯に車や自転車で移動している人は、ほとんど先を急いでいますので、スピードも出していますし黄信号でも交差点に進入する車も結構います。

 

 乗用車の運転者としては、優先道路を走行しているという意識があったかもしれませんが、見通しの悪い交差点では通学自転車が一時停止を無視して出てきてもおかしくはありません。

 

 見通しの悪い交差点では、優先権を主張しすぎないようにしましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.6.21更新)

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