バイク乗車時はプロテクターを着用しよう

 夏場は、バイク事故が多発します。夏休み等で長距離のツーリングに出かける機会が増え、それだけ事故にあう可能性も増加するためです。

 

 四輪車の運転者は、バイクのライダーが身体を露出して走行しているため、少しの接触でも死亡・重大事故に結び付く危険性が高いことに配慮して運転しましょう。

 

 また、バイクを利用する人も自分自身の身を守るため、危険予測意識を高めて四輪車の動きに十分注意するとともに、ヘルメットのあご紐をしっかり結ぶなど、自衛措置を講じる必要があります。

 

 警視庁の調査によると(2018年~2020年3年間の事故分析)、二輪車乗車中の死亡事故の損傷部位(致命傷部位)で最も多いのは頭部の47.3%、次いで多いのは胸腹部の39.3%ということです。ヘルメットの重要性は皆が意識している通りですが、腹部や胸部を守ることも非常に重要であることがわかります。

 

 同庁の調査によると、胸部プロテクターを着用している二輪車ライダーは全体の8.6%と非常に低く、利用しない理由としては「面倒だから」「値段が高いから」が多いそうです。

 

 しかし、最近は着用しやすい安価なプロテクターも開発されているということで、警察や二輪車普及安全協会はプロテクターの着用を推奨しています。

 

 自分自身を守るため、ぜひ胸部・腹部用のプロテクターを利用しましょう。

 

(シンク出版株式会社 2022.8.25更新)

■安全運転・事故防止へ50の提言をまとめた単行本

 本書は金光義弘氏(川崎医療福祉大学名誉教授・NPO法人安全と安心 心のまなびば理事長)が長年の研究と実践で培った知識と経験をもとに、現在の交通問題について50の提言をまとめた1冊です。

 

 提言は、リスクマネジメントや危機管理体制の基本、ストレスや健康管理ミスが交通事故の原因になる仕組み、これからの交通社会を担う子どもの安全教育まで、幅広いジャンルを紹介しています。

 

 交通問題解決の指針に触れることができ、朝礼話題のネタ探しにも活用できる一冊です。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月30日(火)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。