夏場のスタッドレスタイヤは慎重な運転を

写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません
写真はイメージです。文中の事故とは関係ありません

 さる7月23日午前7時半すぎ、北海道大樹町の緩いカーブを走行していた軽乗用車がカーブを曲がりきれず、対向車線にはみ出して乗用車に正面衝突する事故がありました。

 

 軽自動車はスタッドレスタイヤを装着しており、法定速度を上回るかなりのスピードでカーブに差しかかり、反対車線にはみ出したものとみられています。

 

 冬場にスタッドレスタイヤを履いていて、溝が減ってくるとそのまま夏場も使って履き潰す人は少なくありませんが、その際に注意しなければならないのは、夏タイヤと比べて運転感覚が違うということです。

 

 スタッドレスタイヤは、細かな溝が入っていてトレッドが柔らかいことからグリップ力が弱く、ブレーキを踏んでも踏力が路面に伝わらず車がなかなか止まりません。また、カーブなどでも踏ん張りが効きませんので、車線をはみ出しそうになることがあります。

 

 スタッドレスタイヤを装着しているときには、夏タイヤと同じようにスピードを出していると、止まり切れずに前車に追突する危険が高まりますし、カーブを曲がり切れないことがありますので、慎重な運転をしてください。 

(シンク出版株式会社 2023.8.1更新)

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