さる7月2日午前8時半ごろ、京都市内を走るバス内に、眠っていた乗客が約10分間、閉じ込められる事案が発生しました。
このように、運行後の車内確認を怠った結果、乗客が車内に閉じ込められる事案は頻発しています。
これからの時期は、たとえ短時間で車内の温度は高温になるため、車内に残されてしまった乗客の発見が遅れると、命が危険に晒されるおそれもあります。
車内の点検頻度は会社によって異なるかと思いますが、まずは社内で定められたルールの遵守を徹底してください。
なお、運行後の車内確認は、バスに限った話ではありません。トラックや社有車であっても、その日の運行が終われば、次に使う人のために、忘れ物の確認や車内の清掃等を実施してください。
(シンク出版株式会社 2025.7.14更新)
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