夏場は気温が高くなることで、身近に使用するものも、いつもより熱を持ちやすくなります。
このようなときに注意したいのが、モバイルバッテリーやスマートフォンなど、繰り返し充電して使える「リチウムイオン電池搭載製品」です。
製品の安全評価を行うNITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)によると、2020年からの5年間で、1,587件の火災事故が発生しており、とくに7月~8月にかけて増加する傾向にあります。
事故を防止するためには、「正しく購入する」「正しく使用する」「正しく対処する」の3つがポイントです。
まず「正しく購入する」ですが、リチウムイオン電池搭載製品は、連絡先が確かなメーカーや販売店から購入してください。
次に「正しく使用する」ですが、日光が差し込む車内など、高温下に放置してはいけません。とくにダッシュボードは温度が上昇しますので、大変危険です。
最後に「正しく対処する」ですが、充電・使用時はときどき様子を確認して、発熱等の異常を感じた場合はすぐに使用を注意しましょう。
(シンク出版株式会社 2025.7.24更新)
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