■2023年2月 安全スローガン

―― 振り返ろう 年始に立てた 安全目標 ――

早いもので、年が明けて2か月が経ちました。年初に立てた安全目標は、しっかりと実践できていますか。ここで一度、取り組み度合を振り返ってみてください。あまり実践できていない場合には、新たな目標を立て直し、心機一転、取り組みましょう。

―― コミュニケーション しっかりとって 事故防止 ――

交通事故防止のためには、管理者と運転者のコミュニケーションが欠かせません。点呼時だけではなく、普段からお互いに気づいたこと、感じたことを報告し合うことで、事故防止に活かしていきましょう。

―― 要確認 改定された 自転車安全利用五則 ――

皆さんは、自転車安全利用五則が改定されたことを知っていますか。「車道が原則、左側を通行(歩道は例外、歩行者を優先)」「交差点では信号と一時停止を守って、安全確認」「ヘルメットを着用」などが大きく変わりました。一度、確認してください。

―― 点検時 タイヤの状態 しっかり確認 ――

先日、大型トラックがカーブで横転する事故が発生しました。直接の原因かどうかは定かではありませんが、そのトラックのタイヤの多くは、ほとんど溝が残っていませんでした。しっかりと点検していれば、溝がないことには気づいていたはずです。日常点検は確実に実施しましょう。

―― 運転席の カーテン使用は できません ――

先日、運転席の窓にカーテンをしたまま運転した男が逮捕されました。運転席や助手席の窓にカーテンやサンシェードを取り付け視野を妨げる状態で運転する行為は交通違反に該当します。運転する際は、視界の妨げになるものは必ず外しましょう。

―― ながらスマホの 歩行者・自転車 要注意 ――

ながらスマホの自転車は、画面に集中しているために周りの安全を確認していません。同様に、通話をしながら歩いている人も、会話に気をとられ注意力が低下していたり、車の接近に気が付かないおそれがあります。ながらスマホの歩行者等を見かけたら、しっかりと距離をとって運転しましょう。

―― 交差点 足の踏み替え 基本です ――

交差点に進入するときには、たとえ目の前の信号が青色であっても、ブレーキペダルの上に足をおいておくと、万が一の際に事故を避けることができる可能性が上がります。交差車両が飛び出してくるかもしれないと考え、いつでもブレーキを踏めるようにしておきましょう。

―― 冬の雨 深夜・翌朝 凍結注意 ――

冬季は、雨が降った日の深夜・早朝の路面凍結に注意が必要です。たとえ昼間は暖かかったとしても、日が暮れると急に冷え込むことがあります。特に風通しのよい橋の上などは、他の場所よりも気温が低くなりやすいため慎重に走行してください。

―― 視野障害 検査と治療で 対策を ――

緑内障等の視野障害を患うと、見えている範囲が狭くなったり、部分的に見えなくなる症状が現れれます。しかし、視力は維持されることから自覚しにくく、そのまま運転を続けてしまうと重大事故に結びつくおそれがあります。眼科検診を積極的に受けましょう。

―― 踏切先の 自車のスペース 必ず確認 ――

踏切を渡る際、前車に続いて漫然と進入していませんか。進入する前に一時停止を行い、安全を確認することはもちろん、踏切の先に、自車のスペースを確保することも重要です。踏切内に取り残されることがないようにしてください。

―― 雪道の ノーマルタイヤ 絶対禁止 ――

寒波が到来するたびに、ノーマルタイヤによるスリップ事故や立往生が散見されます。「慎重に運転すれば大丈夫」だと考えがちですが、大変危険な行為です。自分自身の身勝手な行為が、多大な影響を及ぼすことを理解して、ノーマルタイヤでの雪道走行はやめましょう。

―― 左折時は 原付巻き込み 要注意 ――

左折する際には、側方の死角に原付等の二輪車がいないかどうか、十分に注意を払わなければいけません。ミラーで確認するだけでは見落とすおそれもあるため、体を動かし、目視で確認するクセをつけましょう。

―― 目に見えない 危険を読んで 安全運転 ――

交通事故を起こさないためには、目に見えない危険を読むことが重要です。たとえば、公園の近くを走行する際には「子どもが飛び出してくかもしれない」、駐車場付近を走行する際には「車が出てくるかもしれない」というように、危険を予測しながら運転することを習慣づけましょう。

―― 冬道は 車間確保と スピードダウン ――

降雪時・積雪時には、スリップした前車に追突する事故も多く見られます。雪道を走行する際には、普段の2倍以上の車間距離をとり、スピードを落として慎重に運転してください。特に交差点付近などは雪が踏み固められ、滑りやすいので注意しましょう。

―― 体調不良 運転無理せず 申告しよう ――

風邪などをひきやすい季節です。過去には、インフルエンザに罹っているにもかかわらず無理をして運転したところ事故を起こした事例もあります。体調不良の際には無理をせず、正直に申告するようにしてください。

―― 危険です 視野が狭まる ながらスマホ ――

ある実験によると、スマホの画面を凝視している状態では、視野が20分の1に狭くなるそうです。ながらスマホによる運転は、目を閉じて運転することと変わらないと考え、絶対に行わないようにしてください。

―― 検知器の 誤反応に 要注意 ――

アルコール検知器は、お酒以外にも、マウスウォッシュや栄養ドリンク等のアルコールを含む物にも反応することがあります。このほかにも体調や薬の服用、喫煙等の影響を受けることなどもしっかりと理解したうえで、厳正な点呼に臨みましょう。

―― シートベルト 運転前に 必ず着用 ――

先日、バス運転士のシートベルト非着用を乗客が指摘するという事案が発生しました。非着用の理由としてはうっかりミスのほか、乗り降りが頻繁にあるため面倒くさいといったことも考えられます。シートベルトは自分の命を守るものです。運転前に必ず着用してください。

―― 移動時は エコドライブで 省エネ対策 ――

2月は省エネルギー月間です。これは石油や石炭、天然ガスなど、限りある資源が枯渇してしまうことを防ぐため、省エネ意識の高揚と定着を図ることが目的です。車を使用する際には、ふんわりとアクセルを踏むなどのエコドライブを実践して省エネに取り組みましょう。

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