本冊子は、ある事業所に勤務する営業マンの1日の運転行動を、6場面提示し、それぞれの運転場面ごとにどんな危険があるかを考える、新しいタイプの危険予測教育ツールです。
朝、寝過ごして「遅刻する!」とビックリし、慌てて車に飛び乗る通勤場面から、昼間の業務運転、夜間に運転して帰宅する1日を、時系列に6つのマンガで表現しています。
時系列に危険予測場面を展開することによって、よりリアルな危険予測トレーニング教材となっています。
場面1では寝過ごしてしまった主人公が、慌ててパンを食べながら、車で出勤する姿をマンガで描いています。
読者の方には、主人公の急ぎの心理を前提とした上で、危険予測場面を見ていただき、「見えている危険」「見えていない危険」「心理上の危険」を考えていただきます。
危険予測場面はリアルなCGで製作しておりますので、違和感なく危険要素を探していただくことが出来ます。
それぞれの回答は自由筆記となっていますので、危険要素をページ下部に記入していただき、ページをめくって危険予測のヒントを確認していただきます。
ページをめくると、問題場面の3つの危険要素(「見えている危険」「見えていない危険」「心理上の危険」)に分類して、何処に危険があるかを解説しています。
「見えている危険」に関しては、運転席から見える危険要因を赤丸で示しており、どのような危険があるかを詳細に解説しています。
また、「見えていない危険」に関しては、俯瞰図(上空からの視点)で解説していますので、車両の陰にいる歩行者や、トラックの陰にいる二輪車など、運転席からは見えない危険を理解することが出来ます。
「心理上の危険」に関しては、「心理上の危険が事故に結びつくメカニズムと対応」として、それぞれの場面に応じて生じる心理的なストレスや、思い込みに対する考え方のアドバイスを記しています。
各場面に記載している二次元バーコードを読み込むことで、問題場面の俯瞰図や運転者視線、場面によっては、ルームミラーやサイドミラーのCGムービーを視聴できますので、多角的に何処に危険があるのかをより深く理解することができます。
ムービーのサンプルは右の動画をご覧ください。
■場面1・寝過ごしたために、急いで出勤しています
時刻・8:30/晴
■場面2・顧客からのクレーム対応で、高速道路を走行しています
時刻・10:30/くもり
■場面3・雨の中、一般道路の交差点を右折しようとしています
時刻・12:45/雨
■場面4・豪雨の中、コンビニに駐車しようとしています
時刻・15:10/豪雨
■場面5・薄暮の時間帯に、一般道路を走行しています
時刻・17:10/くもり
■場面6・夜間の帰宅中、一般道路の交差点を左折しようとしています
時刻・19:35/くもり
◆コード | 1112 |
◆仕 様 | A4判/16ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 1,100円(1セット<5冊>・税込・送料実費) |
◆価格説明 |
※お申し込みは5冊単位となっております。
・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。 |
◆発 刊 |
2025年6月 |