今年は、列島全体が寒波に襲われ、普段はめったに雪の降らない地方の都市部でも雪が積って、スリップ事故が多発しています。
皆さんも、出張時や通勤のときに気をつけていると思いますが、意外に怖いのは、雪が溶けたあとの翌朝の路面凍結です。
先日も、東京などで夜間に大雪が降りましたが、翌日は天候がよく気温も上がり、道路上の雪が溶けて走行できるようになりました。ところが夜半からまた冷え込んだため、ところどころ溶けた水分が路面に残っていて、深夜に凍結した箇所があったようです。凍結に気づかないで早朝に走行しスリップしたマイカー通勤車などが多かったようです。
雪が降り積もっている間は誰でも警戒して慎重に運転しますが、雪に慣れない地方では晴れた後の凍結を予測できないドライバーが多いようです。 スリップによるJAFの救援依頼も増えています。
路面の雪が溶けても、「翌朝の凍結が怖い」ことを念頭に置いて運転しましょう。