4月に入ると、新入学児童や園児が道路にあふれていますので、気をつけなければなりませんが、気をつけるのは小さい子どもだけでありません。新しく中学・高校・大学・会社に通い始める人にも注意しなければなりません。
学校や会社に通い始めて1年以上経過している人と初めて通う人とでは、危険に対する感性や交通行動がまったく違います。
新しい通勤・通学者は、初めて通る道路が多く、どこにどんな危険があるのかをまったく知りませんし、危険を危険だと思っていないこともあります。また、それまで徒歩で通っていた人が自転車で通うこともあり、そのためより危険な行動をとることが少なくないのです。
たとえば、この時間帯ならここの交差点では絶対に出て来ないと思っていても、4月になると自転車で新しく通勤する人や通学する人がいて、そこの交差点から飛び出してくることがあります。
4月になると、3月までは安全だったという経験は通用しないと考えて、安全確認を徹底するようにしてください。