高速道路は自動車専用道路なので、車同士の事故や単独事故は起こるが「歩行者との事故は皆無だろう」と思っていませんか。
しかし、最近の事故の事例をみると意外に高速道路上で歩行者が事故にあうケースが少なくないのです。
代表的な例が、車が事故や故障をして路肩や走行車線に停止し、同乗者がその周りをウロウロしていて後続車に跳ねられるケースです。パンク修理などをしていて跳ねられるケースがあります。
逆に言えば、高速道路に停止した場合には、ガードレールの外などの安全な場所に避難しておかなければならないということですね。
もう一つは、工事などのために作業の人が本線上にいる場合です。
高速走行をしていると、なかなか歩行者を発見してからでは避けきれないものです。
電光掲示板に工事や事故、故障車の情報が掲示されたときには、「この先に人がいるかもしれない」と予測して、スピードを控えめにして走行することを心がけましょう。
(2011.5.13更新)
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