「やや眠い」ときがいちばん危険

  運転中に眠気を感じている状態で、もっとも危険なのは、どういうときだと思いますか。

 

  「眠たくて眠たくてどうしようもない」という状態でしたら、すぐにサービスエリアなどに入って休憩したり仮眠したりしますので、あまり危険とは思わないのですが、「やや眠い」という状態がいちばん危険だと思います。


 この状態では、眠たいけれど走れないことはないので、「早く目的地に行こう」と無理をして走ろうとして、いつの間にか「居眠り運転」に陥ることがあるからです。

 

 人間の脳は、単調な高速道路の走行など刺激が減ってくると働かなくなります。「やや眠い」というときには、脳の働きが鈍っていますので、刺激を与える必要があります。

 

 早めにサービスエリアなどに入り、冷たい水で顔を洗ったり、車の外に出て軽い体操などをして、目を覚ましてください。

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