皆さんは山間部などで縦溝(進行方向と平行)の入った路面に遭遇した経験はありませんか?
これはグルービングと呼ばれる路面処理で、排水性を高めて、凍結やハイドロプレーニング現象防止のために施行されています。
この路面、四輪車のグリップは向上するそうですが、二輪車にとっては、ハンドルが取られるような感覚に陥るため、操作が不安定になり多くのライダーが苦労しています。
ですから、縦溝の路面を走行して前方に二輪車がいた場合には、急なスピードダウンや、転倒にそなえて、十分な車間距離を保つようにしてください。
※写真は日本乾式グルービング施工協会のWEBサイトより転載
小冊子「もらい事故でもこれだけの過失がある」は、相手の信号無視や飛出しなどでも、過失が発生し多額の損害賠償責任が生じた事例を紹介しており、「もらい事故」は決して仕方のない事故ではないことを解説しています。
「もらい事故」をもらわないための、安全運転教育に役立つ教育教材です。