皆さん「ABC運動」という言葉をご存知ですか?
これは、
「A=当たり前のことを」
「B=バカにしないで」
「C=ちゃんとする」
ことを意識づける言葉です。
たとえば、車線変更をするとき「ウインカーで合図をする」のは当たり前のことですが、前後に全く車が見えないときなどには、つい「意味ないか!」と思って省いてしまうドライバーがいます。
しかし、ここに落とし穴があって、実はミラーの死角に原付バイクなどが隠れている場合があり、車線変更時に衝突することがあります。
車はいないと思っても律義にウインカーを出して、ウインカーを出した方向に首を振る習慣を守れば、死角のバイクに気づくでしょう。
また、ウインカーが出されていれば、バイクの方も危険を感じて譲ることができます。
このように、当たり前のことをバカにしないことが、安全の基本です。
人によっては、Bのところを「B=ぼんやりせず」と少し変えている場合もあります。
発進前の燃料チェックなど、当たり前の確認行動でも、ぼんやりしているとすっぽ抜けがちだからです。
今日から、当たり前のことこそ、ちゃんとやりましょう!
(2011.6.27更新)
「運行管理者のためのドライバー教育ツール Part3」は、平成29年3月12日に施行された「貨物自動車運転者への指導及び監督の指針」の12項目に基づいて構成されています。
管理者向け資料・運転者用資料とも、漫画とイラストで図解されたわかりやすい教材です。
すぐに現場で使用でき、乗務員指導記録用紙も添付されていますので、指導・監督の記録保存にも最適です。