信号機のない横断歩道を渡ろうとする人がいるのに、停止せずに通過する車が少なくありません。皆さんは、どういった運転をされているでしょうか。
横断歩道を横断しようとしている人がいる場合には、その手前で停止して歩行者や自転車の横断を待つことはルールであるし、基本的なマナーなのです。
後続車がいる場合、急に停止すると追突される危険がありますから、早めに軽くブレーキを踏んで、止まることを伝えましょう。
もう一つ、間違いやすいのが、横断歩道の手前に車が停車している場合です。
こういう場面では、停車している車の前に出ようとするときには、一時停止することが義務づけられています。これもほとんどの人が実行されていないのではないでしょうか。
なお、横断歩道手前にある菱形をした「横断歩道または自転車横断帯あり」の路面標示が見えたら、横断歩行者を予測して、スピードを落としておくようにしましょう。
◆指示標示【横断歩道または自転車横断帯あり】
◇=菱形(ダイヤマーク)が路面に描かれ前方に横断
歩道や自転車横断帯があることを示します。
信号機のない横断歩道などの手前に、2個、あるいは、
3個続けて設けられます。
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