夜間、運転するときにはいろいろと注意しなければなりませんが、意外と忘れられているのが、無茶な運転をする暴走車です。
ひと昔に比べると、そうした車も少なくなりましたが、それでも夏の夜になると、見かける機会が多くなります。
夜も更けて交通量も少なくなると、どことなく異様なスピードで走行して、車線変更を繰り返す、赤点滅信号でも絶対に一時停止しないで通過するといった暴走車が現れてきます。なかには、バイクもいます。
こうした車が後ろからスピードを上げてきて、「どけ」とばかりにパッシングしたりすると、つい腹が立って来て「譲らないぞ」と意地を張ったりしますが、それによって事故に巻き込まれたら大変です。
暴走車が近づいてきて、無茶な行動をしたとしても、先に行かせるようにして、関わり合いになるのを避けましょう。サッサと逃げたほうが勝ちです。
(2011.8.16更新)
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