皆さん、今日は「ハンドルをキチンと握っていますか」という話をしようと思います。こう言いますと、ドキッとされる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。
と言うのは、最初のうちはハンドルをキチンと握っていても、車の運転に慣れてくると、ハンドルを楽に操作しようと考えて、いい加減な握り方をしている人が結構いるからです。
たとえば、よく見るのが手のひらを押しつけた状態でハンドルを切る人です。バックする時に後ろを見ながらハンドル操作をする場合、手の平をハンドルに押しつけて回しているドライバーがいますが、これだとハンドルから手が離れて予想外の方向に動くおそれがあり、大変危険です。
さらに、長時間の運転で疲れてくるとハンドルの下のほうを持ったり、大きなカーブでは内がけハンドルで操作する人もいます。このような持ち方をしていると、正確なハンドル操作ができませんし、また、突然の飛出しなどにあったときに、とっさに回避することができにくくなります。
走行中は、ハンドルを両手で正しく握って運転するようにしましょう。
(2011.08.25更新)
交通安全教育資料のご案内
シンク出版では、広い分野にわたる交通事故の防止、ドライバーの安全運転教育に役立つ教育教材を出版・販売しています。
一般事業所向け、トラック貨物事業所向け、バス事業所向け教材のほか、教育用DVDなども多種揃えておりますので、お気軽にお問い合わせください。