9月1日は「防災の日」

防災の日

 9月1日は何の日かご存じですか。そう、「防災の日」ですね。
 1923年(大正12年)のこの日に起こった関東大震災の教訓を忘れないようにという意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて、1960年(昭和35年)に制定されたものです。

 1日をはさみ8月30日から5日までは防災週間も実施されます。

 3月11日に起きた大震災の記憶が新しいので、この期間は地震や津波に関する話題に事欠かないでしょう。東京都では1日、震災よる緊急車両等の通行を想定した大規模な規制訓練も実施されるそうです。ただし、9月は強風や豪雨にも気をつけるべき時期ですので、地震に偏らずに広く災害全体への備えに気を配っておきたいものです。

 最近は、台風ではなく熱帯低気圧程度でも局地的に1時間100ミリなど、ものすごい雨量のゲリラ豪雨が降る例が増えています。車で移動中に亡くなる方がいるぐらいですから、気象情報に注意して、走行すべきかどうか慎重に判断するよう心がけましょう。
 とくに危険な場所は、海や河川に沿った道路と、「アンダーパス」と言って鉄道の高架下などで少し地面より低くなっているトンネル部分です。
 海岸部では高波や強風でトラックでも横転することがあります。また、大雨のとき不用意にアンダーパス部に入ると脱出できなくなる場合があります。

 

 この機会に職場や家庭で、大雨や強風のとき走行すると危険な道路の洗い出しをしたり、災害伝言ダイヤル「171」の使い方などを、皆に周知しておきましょう。

  (2011.8.29更新)

【参考】平成23年防災週間の実施について

・防災週間行事は各自治体の消防局等が中心となって実施されます。

・たとえば、東京であれば東京消防庁などがポスターを作成、消防署単位での防災・救急訓練などを実施します。なお、警視庁では、前述のように防災訓練に伴う大規模交通規制(都内約100か所)を行いますので、車両を使用する人は渋滞を予測しておく必要があります。

 

【参考】災害伝言ダイヤル「171」について

 災害用伝言ダイヤル「171」は大規模な災害発生時に、電話がかかりにくい時でも伝言録音と再生により被災地内の家族や親類・知人等と安否確認連絡をするため使うものですが、災害発生時以外にも体験用として、

 ●毎月1日、15日

 ●防災週間(8月30日から9月5日)

 ●防災とボランティア週間(1月15日から1月21日)

は使用できます。

 利用方法は、「171」をダイヤルし、音声ガイダンスに従って伝言の録音や再生を行うもので、事前の契約等は必要ありません。

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