台風12号が接近してきました。これから台風シーズンですが、トラックなど車体の大きい車を運転する方は、強風時の横転事故に注意しましょう。
トラックなど重量がある車は、安定していて風にも強いと思われがちですが、重心が高いので横転事故が多く発生しています。さる7月19日、台風6号の影響により、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋で大型トラックが横転する事故が発生しました。この事故の後、瀬戸中央自動車道が通行止めになっています。
瀬戸大橋では、昨年末(2010年12月28日)にも強風によるトラック横転事故がありました。このときは風速15m程度で、時速50キロ規制されて走行が許可されていたのですが、突然の突風に対処できなかったようです。低気圧や台風が接近している日は、橋や高架を走行するとき、とくに注意が必要です。
車の車体は、スピードが速い場合ほど横風の影響を受けやすいので、風の強い日は規制速度を守り、できるだけスピードを落として走行しましょう。
また、万が一、横風を受けて車が流されたとしても急ブレーキを踏んだり急ハンドルで戻そうとしないで、緩やかに減速しハンドルをしっかり握って、ゆっくり進路を修正するように心がけましょう。
(2011.9.01更新)
地震、津波、火災などの大災害が起きた時、ドライバーはどんな事態に遭遇するのか。
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