近年はセルフ式のガソリンスタンドが増えてきたこともあり、自分で給油をする機会が増えてきました。
セルフの給油にはいくつか注意点があるのですが、今日は「カチャ止め」についてお話をします。
給油のノズルはトリガーを引くと給油が始まりますが、吹きこぼれの防止のため、ノズルの先端が燃料に触れると「カチャ」と音がして、給油がストップする仕組みになっています。
しかし、実際にはタンクの容量にはまだ余裕があるので、ストップしてからもトリガーを引いて「継ぎ足し給油」を行なう人が少なくありません。
「継ぎ足し給油」は燃料が吹きこぼれる危険がありますし、トラックでは、あまりに満タンにしすぎると、暑い時期などは燃料が膨張し噴出すなどの危険があります。
ですから給油をするときには、継ぎ足し給油をせずに、ノズルが「カチャ」といったら給油をやめる「カチャ止め」を心がけるようにしてください。
(2011.9.15更新)
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