アイポッド(iPod)などヘッドフォン・ステレオの小型化が進んだこともあり、若い人が歩行中や自転車に乗りながら聞いている姿をよく見かけますね。
車を運転しているときには、ヘッドフォンで音楽などを聞きながら自転車に乗っている人には注意が必要です。
ヘッドホンを聞いている人は、音楽に夢中になり回りの状況をほとんど気にしていませんし、密閉式のイヤホンは外部音を遮断するので、接近してくる自動車のエンジン音やクラクションなどが聞こえません。なにより車が接近してくるといった雰囲気を全く感じることができません。
ですからこちらが、少し危険を感じてクラクションを鳴らしても、自転車に乗っている人には聞こえておらず、平気で前に出てきたりすることがあります。
ヘッドフォンをしている自転車や歩行者を見たら、車が近づいていることをまったく気がついていないと考え、その動きには十分に注意しておきましょう。
また、車を運転しながらヘッドフォンで音楽を聞いている人もいますが、これも外部からの音をまったく遮断して危険なので、絶対にやめてください。
(2011.10.25更新)
「もらい事故でもこれだけの過失がある」は、たとえ「もらい事故」でも過失が発生し、高額の損害賠償が生じた判例を紹介しています。
「もらい事故だから仕方がない」という意識を改めることができる教育教材です。