皆さん、マイカーに乗って出かけているときに、途中でお酒を飲んでしまうことはありませんか?
そういうとき、自分でハンドルを握って飲酒運転をする人はいないと思いますが、マイカーを置いてタクシーなどで帰ったり、運転代行を呼んで帰ると思います。
しかし、運転代行を利用して帰っても、自宅まで行かずに途中のコンビニの駐車場などで降りて、自分で運転する人が増えており、問題になっています。
最近、京都府の女性教諭が途中で運転代行を帰して自分で運転して「酒気帯び運転」の疑いで逮捕されるという事件が発生しました。
報道によりますと、女性教諭は同僚宅にマイカーで行き、飲酒後に運転代行で帰りました。ところが、約5キロ離れたスーパーの駐車場で降り、自分で運転して帰ろうとしたところを、覆面パトカーが目撃、追跡して逮捕したものです。
この女性教諭は、運転代行から途中で乗り換えた理由について、「代行で家の前まで帰るのは、世間体が悪い」などと話しているということです。
このケースに限らず、「代行の運賃が高くなる」などの理由から途中で運転代行を降りる人が増えています。
せっかく、飲酒運転をしないように運転代行で帰宅しているのに、途中で降りて自分で運転したのでは、まったく意味がありません。「運転代行の途中下車は厳禁」を肝に銘じておきましょう。
(2011.10.31更新)
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