11月の第3日曜日(20日)は「世界道路交通犠牲者の日」ということを知っていましたか?
「世界道路交通犠牲者の日(World Day of Remembrance for Traffic
Victims)」は、道路における交通事故犠牲者を追悼して、交通事故ゼロ、安全な道路環境の構築を目指して活動を行うワールド・ディです。
1993年に交通事故被害者を支援する英国のNGOロードピースによって「道路交通犠牲者の日」が開催され、その後、ヨーロッパを中心に支持が広がりました(※)。
2005年10月26日の第38回国連総会で正式に決議され、毎年11月の第3日曜日に世界各国で交通事故防止のイベント活動を行うことが決まり、日本でも、交通死被害者の会などが活動を行なっています。
国連で決議されたにも関わらず、まだ日本では国の機関や自治体が主導する公的行事にはなっていませんが、NGO組織を始め多くの方が「事故の犠牲者のことを忘れないで」と訴えています。私たちドライバー1人ひとりも、この日を期して交通事故犠牲者を出さないという気持ちを新たにしましょう。
※欧州交通事故犠牲者支援連盟(FEVR)作成のビデオクリップはこちらを参照
※※「世界道路交通被害者の日」という訳語もあります
(2011.11.18更新)