飲酒運転の常習者のなかには、アルコール依存症の人が少なくないと言われています。
アルコール依存症は、酒がなくてはいられなくなる病気で、酒が切れると、イライラしたり、手が震える、脂汗が出るなどの症状が現れ、遂には幻覚を見るようになります。
だらしのない人の病気だと思われがちですが、基本的には誰でもかかる可能性がありますので注意してください。
アルコール依存症は、毎日大量に飲酒する人がなりやすいと言われています。そして、一般的に男性よりも女性のほうがアルコールの影響を受けやすいと言われています。
たとえば、男性の場合は大量飲酒を20年以上続けると、依存症や肝臓障害を起こす危険性が高まりますが、女性の場合には男性より少なめの飲酒でも10年で発症する例があります。
他にも、「一人で飲む」「休日に昼間から飲む」「やけ酒を飲む」「夜に寝れないから飲む」「強い酒を一気に飲む、食べずに飲む」などの飲み方は、依存症になりやすいと言われています。
さらに、「今夜はやめておこうと思っても、つい飲んでしまう」、「体調が悪くても飲んでしまう」などという行動をとるようになったら要注意です。
アルコール依存症になれば、治療法は断酒以外にありません。
心当たりのある人は、お酒の飲み方を改めてください。
(2011.11.24更新)
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