踏切通過時のギア操作は厳禁!

JRのホームページに掲載された踏切事故対策
JRのホームページに掲載された踏切事故対策

 皆さんは、踏切を通過するときどんなことに気をつけていますか?

 さる11月1日に埼玉県で、ダンプカーが踏切でエンストして立ち往生し電車と衝突、乗客4人がけがをする事故が発生しました。ダンプカーは一時停止せずに踏切内に時速約5キロで進入したうえ、シフトレバー操作を誤ってエンストしたようです。

 元々、クラッチの調子が悪く修理工場まで行く途中だったそうですが、そんな車であればなおさら一時停止する必要があったと思います。
 教習所で、MT車の場合「踏切通過時は、ギア操作をしない」と習ったことがあると思いますが、踏切内のエンストは事故に結び付く可能性が高いので、変速操作は本当に危険であることがわかります。

 またAT車でも、エンストなどのトラブルが全くないとは言えません。さらに、脱輪などで立ち往生した車と電車が衝突するケースもありますので、踏切の通過時は慎重にしましょう。

 なお、もし踏切通過時に脱輪などのため立ち往生した場合、すぐ踏切に設置されている非常ボタンを押して、列車に危険を知らせましょう。非常ボタンのない踏切の場合は、車についている発炎筒を使って知らせます。

 自分の車のどこに発炎筒がついているか、わからない人はいませんか。今日、さっそく確認しておきましょう。

 交通事故の多くは、ドライバーのちょっとした勘違いや安全確認もれなど「うっかり」ミスで発生しています。 

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10月11日(金)

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