出発直後、帰社直前はとくに意識を集中させよう

 事故が起こりやすい時間として、よく言われているのが出発直後の運転です。交通事故総合分析センターが行ったミクロ事故統計データ(1993~2007年)によりますと、運転開始後15分以内に約20%、30分以内に約30%の事故が起こっています。


 とくに、朝の出発時には心身ともに目覚めていなくて、ボーとして運転をしているために、事故を起こす危険が高くなっています。ですから、朝出発するときには、屈伸運動などの運動をして、身体をほぐしてから運転することが大事です。
 また、出発直後は運転そのものに慣れていませんので、とくに慎重な運転をしてください。


 もう一つ注意していただきたいのは、帰社直前の時間帯です。


 会社近くまで帰ってくると、どうしても「早く会社に帰りたい」という意識が芽生え、つい一時停止を怠ったり、安全確認をせずに通過してしまい、事故を起こしがちです。


 また、一日の疲れもありますから、安全確認が疎かになったり、反応時間が遅れたりしますので、より事故の危険性が高くなっています。
 1日の運転時間が長くなればなるほど、こうした傾向が強くなりますので、帰社時も、会社に近くなるほど気を引き締めて運転してください。

 

(2012年2月9日更新)

■うっかり事故を防ぐ危険意識を持とう

★どのような場面で「うっかり」してしまいやすいか、自分でチェックしてみませんか?

 

 セルフチェックシリーズ「うっかり事故の危険度をチェックしよう」は、うっかり事故の3大要因である「先急ぎ」「わき見・漫然」「思い込み」の危険度を自分自身で知ることができる冊子です。

 

 自分がどのようなときに「うっかり」しやすいかを自覚し、具体的な安全運転目標を立てることで、「うっかり事故」の防止をはかることができます。

 

【詳しくはこちら】

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

4月26日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。