駐車監視員制度が導入されて、放置駐車違反の取締りが厳しくなりましたので、路上に駐車違反をしている車が随分と少なくなりましたね。

　皆さんも駐車違反には気をつけておられると思います。
　しかし、駐車問題で意外に見落とされがちなのが、二輪車、原付車の駐車です。ご自分で二輪車に乗られる人はもちろんですが、ご家族で二輪車に乗られる方がおられれば、次の点に注意をしてください。

　二輪車はスペースをとらないので、どこに止めてもよいなどと考えている人がいるかもしれませんが、二輪車も車両ですから駐車禁止場所に停めれば、当然駐車違反に問われます。
　二輪車と言えども、駐車違反の反則金は少ないものではありません。たとえば、高齢運転者専用場所等以外の駐停車禁止場所で放置駐車違反をした場合には、１万円の反則金が科せられます。

　もう一つの問題は、歩道上への駐車です。これも駐車違反に問われるだけでなく、歩道上に止めると歩行者や身体の不自由な方の通行を妨げて迷惑となるということです。

　二輪車は車体が小さいのでついつい好きな場所に停めてしまいがちですが、駐車のマナーをしっかりと守ってください。

　残念ながら、二輪車を停められる駐車場はまだまだ少ないのが現状です。インターネットでは二輪車を駐車できる駐車場の情報が公開されていますから、こういった情報を入手して、駐車場に停めることが盗難防止上も大切です。

（2012.3.7更新）

　教育用冊子「自分で気づこう!!バック事故の危険」は、バックする４つの運転場面のイラストを見て、質問に「ハイ、イイエ」で答えて自分自身の危険に気づくことができる教育教材です。

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