立体駐車場では子どもの動きから目を離さないこと

 都会のマンションなどでは、スペースがあまりないので、立体駐車場が設置されているところが少なくありません。

 

 さる4月2日、この立体駐車場で、悲惨な事故が起こりました。 
 ニュース報道などでご存じの方もいらっしゃると思いますが、大阪府茨木市にあるマンションの立体駐車場で、母親が機械を動かしている最中に、3歳の子どもが駐車台に乗り移ろうとして転落し、隣にある駐車場の床面との間に挟まれて死亡しました。

 

 こういったタイプの駐車場は、操作盤のボタンを押している間は動き、ボタンを離せば止まる仕組みになっています。ところが、機械を動かしている間中ボタンを押しているのは面倒くさいということで、利用者がボタンにふたのようなものをはめて固定し、手を離しても動くようにするケースがよくあるということです。

 

 今回の事故の場合も、母親が同様の方法で駐車台を上げている最中に起こっており、操作盤から離れた場所にいたということです。もし、自分の手でボタンを押していれば、子どもが動く駐車台に近づいたり転落した時点ですぐに手を離して止められた筈です。そうすれば、死亡事故にはならなかったと思いますので、とても残念です。

 

 子どもは、なかなか親の言うとおりには動いてくれません。立体駐車場を動かすときには、子どもの動きに十分に注意しましょう。それから、手を離しても動くように操作ボタンに細工をするのは、もってのほかです。絶対に自分の手でボタンを押して動かしてください。

(2012.4.10更新)

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