扁平タイヤは空気圧チェックを頻繁に - 人と車の安全な移動をデザインするシンク出版株式会社

扁平タイヤは空気圧チェックを頻繁に

扁平タイヤは空気容積が小さい
扁平タイヤは空気容積が小さい

 皆さんが乗っておられるマイカーには、扁平タイヤを装着されている方もおられると思います。
 今日は、扁平タイヤの管理上に注意点をお話したいと思います。管理上のいちばんのポイントは空気圧のチェックです。


 扁平タイヤの場合、標準タイヤに比べて扁平率が小さくなりますから、当然タイヤ内部の空気容積(エアボリューム)が少なくなります。扁平率70%のタイヤのエアボリュームは、標準タイプのタイヤに比べて、約半分になると言われています。


 また、空気容積が小さい分、高速で回転するとタイヤ内部が高温になり、空気の分子が活発に運動するために抜けやすくなります。そのため、扁平タイヤには高圧に充填されているのです。
 さらに問題なのは、扁平タイヤは外見から空気圧が低下していることがわかりにくい点です。標準タイヤなら少しへこんでいるなというのはわかりますが、扁平タイヤは空気圧が減っていてもほとんどわかりません。


 こうしたことを考えますと、扁平タイヤを装着している場合には、こまめな空気圧管理が必要であることがわかります。
 最低、月に1回の割合で空気圧をチェックしてください。それが無理なようであれば、給油のときには必ずチェックすることを習慣づけましょう。

(2012.4.11更新)

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