この時期は、希望に燃えて小学校に入学する児童が町中にあふれてきます。
親御さんや先生方は、児童が交通事故に遭わないように気をつけておられると思いますが、それでも悲しい事故が後を絶ちません。新聞の報道によりますと、新入学児童が各地で連続して事故に遭っています。
4月7日、和歌山市の市道で、白っぽい軽トラックのような車が自転車に乗っていた小学新1年生の男児(6歳)と接触。男児は横転してコンクリート壁に頭をぶつけ、頭蓋骨骨折などの重傷を負いました。
また、4月8日には、愛媛県伊方町の町道で、近くに住む会社員の三男(6歳)が、乗用車にはねられて道路横の2.2メートル下の川岸に転落し、意識不明の重体となっています。三男は9日、小学校の入学式に出席する予定だったということです。
新入学してくる児童たちは、交通ルールを守ることや社会生活のルールが身についているわけではなく、いくら親御さんや先生方が気をつけていても、危険な行動をするものです。
ですから、この時期はとくにドライバーが十分に気をつける必要があります。ピカピカのランドセルを背負った新入学児童を見かけたら、自分の子どもが歩いているという気持ちを持って運転しましょう。
(2012.4.12更新)
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