運転しているとき、自分がどのような姿勢で運転しているかを意識していますか?
運転姿勢が乱れると、いざというとき、急ブレーキが踏めなくなったり、ハンドル操作を誤ったりしてしまいます。また、運転姿勢が悪いと、早く疲れやすくなります。
運転免許を取得する際には、正しい運転姿勢を学びますが、だんだんと運転に慣れてくると正しい姿勢を忘れる人が多いようです。
姿勢を正しくするのに、一番よいのは他人にチェックしてもらうことですが、自分でも姿勢を正すことができますので、次の手順でチェックしてみてください。
1・シートベルトを着用する
シートベルトを着用することは、自身の安全を守るだけでなく、正しい運転姿勢を保つことにも役立ちます。
2・シートの位置を合わせる
シートの前後の位置は、ブレーキを踏み込んだときに膝が少し曲がる程度にし、背もたれはハンドルを握ったときに、肘が少し曲がる程度に調節します。
3・シートリフターを使う
シートリフターは、シートの座面の高さを変えることができる機能です。座面を高くしておけば、小柄な人でも視界が確保しやすいので是非活用してください。
また、いつも違うシートの位置や背もたれの角度で運転していると、正しい運転姿勢を体が覚えにくくなります。自分の運転姿勢の乱れに気づくためにも、できるだけ同じ位置にシートを調整してください。
(2012.4.18更新)
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