ゴールデンウィークが近づいてまいりました。
昨年は、東北大震災の影響でレジャーに出かけるような心理状態ではなかったのですが、今年は少し遠出をしてレジャーを楽しみたいという人も多いと思います。
楽しいはずのレジャードライブも、交通事故を起こすと台無しになりますので、次の点にはくれぐれも注意してください。
一つは、無理なスケジュールを立てないということです。
毎年のように、「無理な計画で帰りに居眠り運転になって……」と、家族全員が被害にあう事故が目立ちます。
とくに危険なのが夜間運転です。疲れがあるうえに慣れない夜間運転となると、つい居眠り運転をしてしまいます。
スケジュールに余裕がないとスピードも出しがちになりますので、くれぐれも余裕のあるスケジュールを立てて出かけてください。
また、業務中より私用時の交通事故のほうが多いということは知っていますか。業務が2割、通勤・通学が1割5分、残りの6割強はプライベートの事故です。
なかでも最近、死亡事故でレジャー運転の占める割合が高まっています。「行楽地で昼食に飲酒をして……」、「無理な計画で帰りが居眠運転になって……」といったケースが多く、家族全員が被害にあう事故もレジャー運転で目立ちます。
とくに休日の慣れない夜間運転が危険です。どうか、レジャーを楽しくするために、業務同様、慎重な運転に徹してください。
(2012.4.25更新)
「危険予測訓練12か月」は交通場面の危険だけではなく、運転者の心理に潜む危険も予測する新しいタイプの危険予測訓練ツールです。
季節特有の危険要素を取り入れた問題場面を12か月分(12シート)用意していますので、時宣に応じた危険予測訓練を実施することができます。