いつも走る走行経路なのに、普段よりたびたび赤信号にひっかかり、「今日はどうもツイていないな、時間がかかるじゃないか」と気になることはありませんか?
そんなとき、あなたは「急ぎの心理」に陥っている可能性があります。信号が気になるということは、わずかな時間の遅れにも敏感になっているということですから。
信号でよく止まると感じるのは、いくつか理由が考えられます。時間帯が違うと交通量が変わって流れの走行スピードが変化します。車が増えてくれば、道が空いているときより速度は遅くなり、信号で止まる回数も増えるかもしれません。
また、交通量の増減に応じて、信号の制御タイミングが変わっているかもしれません。
いつもは早めに出発する人が、普段より少し遅く出た日などは、時間に余裕が無いだけによけい信号の変化が気になって、「赤信号にかかってしまう!」と感じる回数も増えるものです。こんなときこそ「信号で止まるのは仕方がない」とあきらめて、心を落ち着かせてください。
間違っても、赤に変わる前に通過しようと考えて、普段より車間距離を詰めたり、交差点の手前で速度を上げたりしないでください。
事故は、普段とは違う状況で気が急いて、余裕がなくなっているときに起こりやすいのです。
(2012.4.24更新)
交通事故のほとんどは
ドライバーの「うっかり」で起こる
「うっかり事故の危険度をチェックしよう」は、事故の3大要因である「先急ぎ」「わき見・漫然」「思い込み」の危険度をチェックする運転者向け教育資料です。
自分が、どのようなときに「先急ぎ心理」や、「わき見・漫然」、「思い込み」に陥りやすいかをチェックし具体的に知ることが大切です。事故を防ぐためには何に気をつければよいか、気づくことができます。