段差がある場所では車両の底をぶつけないようにしよう

 車に乗って、少し大きな段差があるところを通過する際に、車の底をこすった経験は誰でもあると思います。
 そういう場所では、たいていスピードを落としていますので、大事には至らないのですが、車の底にあまり強い衝撃を与えると、車を傷めるばかりでなく、車両火災が発生することがありますので、注意しなければなりません。

  炎上事故を伝えるFNNニュースより
  炎上事故を伝えるFNNニュースより

 つい先日、東京の江東区青海の商業施設「ダイバーシティ東京 プラザ」の前で、乗用車から漏れたガソリンに何らかの原因で引火し、車両が燃えるという事故が発生しました。
 車両火災は、およそ20分後に消し止められましたが、目撃者の話では、「爆発音が何回か聞こえて、ものすごい炎を上げて燃えていた」などと話しており、車両火災の凄さを証言しています。


 警察の調べによりますと、乗用車が駐車場から出る際に、道路の段差にガソリンタンクがぶつかって穴が開き、中のガソリンが漏れ出した可能性があるとみています。

 

 段差がある場所を通過するとき、このままのスピードでいくと底を擦ってしまうかなと思う事がありますよね。そういうとき、少しなら擦っても構わないと考えていませんか?
 もし、そういう考え方で運転しているのなら、今日から改めてください。車両火災が起こるかもしれないと考えて、最徐行で通過するようにしてください。

(2012.5.14更新)

 

交通事故防止指導教材のご案内 ──危険予測訓練12か月

 パワーポイント教材「危険予測訓練12か月」は交通場面の危険だけではなく、運転者の心理に潜む危険も予測する新しいタイプのKYTツールです。

 

 季節特有の危険要素を取り入れた問題場面を12か月分(12シート)用意していますので、PDFを印刷して配布したり、パワーポイント(※)を使用して指導するなど、時宣に応じた危険予測訓練を実施することができます。

【詳しくはこちら】

※パワーポイントはマイクロソフト社の登録商標です。

今日の安全スローガン
今日の朝礼話題

3月29日(金)

サイト内検索
運行管理者 安全運転管理者 出版物 教材

──新商品を中心に紹介しています



──ハラスメント、ビジネスマナー教育用DVDを好評発売中です

運行管理者 指導監督 12項目 トラック 貨物運送事業所
交通安全 事故防止に役立つリンク集
安全運転管理.COM 交通安全 事故防止 安全運転管理 運行管理 教育資料 ドライバー教育 運転管理

当WEBサイトのコンテンツの利用、転載、引用については「当サイトのご利用について」をご覧ください。

弊社WEBサイト、出版物においては「普通自転車」を「自転車」と表記しております。

詳しくはこちらをご参照ください。